先般、『淄博の歴史文化遺産』画集が山東友誼出版社から出版、発行された。
この画集は淄博市文物局が1年余りをかけ、編集者たちの心のこもった用意を経て、何回も修正して完成したものである。画集の内容は精確で、絵画も文章も豊富ですばらしく、画集全体の文字は合計10万字以上、絵やイラストは330数点で、淄博市の文化遺産の全貌を系統的に反映し、第3回文化財全面調査の最新の成果を取り入れている。
『淄博の歴史文化遺産』画集の入選資料の歴史年代は史前史の時代から20世紀の文化大革命期に至るもので、古代遺跡、古墳、古代建築物、古代の石刻彫像、近現代の重要な史跡と代表的な建築物の5種類からなり、文化財・旧跡183カ所、国家クラス重要文化財保護指定を受けたもの10ヵ所、省クラス重要文化財保護指定を受けたもの48ヵ所、市クラス重要文化財保護指定を受けたもの124カ所もある。その一部は重要文化財保護指定を受けたものとして公表されてはいないが、確かに重要な価値をもつ文化遺産も入選している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年5月21日