清華大学中国・世界経済研究センターの張利宇研究員は記者の取材に対し、「日本とアメリカは、製造業の復興という内在的な要求がある。技術の進歩により、自国に移転して、生産の自動化が可能な産業或いは製造チェーンのハイエンド部分は、中国を離れて、コストを下げる、或いはコスト構造を改善するだろう。これは資本の循環規律であり、正常なものである」と述べた。
中国は依然最良の投資対象
国連貿易開発会議などの国際的な権威機関が行った調査によると、中国は依然、世界でももっとも魅力的な投資ホスト国である。また、在中国米国商工会議所、中国EU商工会議所、日本貿易振興機構が2011年に発表した調査報告によると、調査対象となったアメリカ・欧州連合(EU)・日本の企業のうち、ここ2年で中国への投資を拡大する意向がある企業の比率はそれぞれ、83%、59%、67%だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年5月29日