第1回中国(北京)国際サービス貿易交易会(京交会)が28日に北京市の国家会議センターで開幕した。国務院の温家宝総理(中国共産党中央政治局常務委員)が開幕式に出席し、「開放の拡大途上におけるサービス貿易の発展推進」と題するスピーチを行った。
温総理は次のように述べた。
中国(北京)国際サービス貿易交易会の創設は、中国が対外開放を拡大し、サービス産業とサービス貿易の急速発展を推進する上での重要な措置だ。
経済グローバル化の深化・発展や産業構造の重大な調整にともなって、新興のサービス産業とサービス貿易が世界の経済・貿易の成長を推進する重要な原動力となっている。2011年にサービス産業が国民経済に占めた割合は43.1%、従業員数は約2億7千万人に上った。サービス貿易総額は4千億ドルを突破して世界4位となり、サービス産業の外資導入額は552億ドルで、初めて製造業を抜いて最も多く外資を導入した産業となった。