通貨の流動と関連する統計データの透明性を更に上げるため、外匯局は2012年から四半期ごとに金融機関の直接投資フローを公表し、年度ごとに金融機関の直接投資残高を公表するとした。金融機関の直接投資とは、海外投資家が中国国内金融機関に対し、或いは中国国内金融機関が海外企業に対し、株式投資を行うことで、このような株式投資によって、直接投資者は投資した企業において10%或いはそれ以上の議決権を保有できる。
対中直接投資の流入とは、海外投資家が中国国内の金融機関に対し、投資或いは資本金を新たに増やすことで、流出とは、海外投資家が中国国内金融機関への投資から撤退すること或いは資本金を減らすことである。対外直接投資資金の流出とは、中国国内金融機関が海外企業に対し、投資或いは資本金を新たに増やすことで、流入とは中国国内金融機関が海外企業への投資から撤退或いは資本金を減らすことである。
「中国証券報」より 2012年5月31日