中国工業・情報化部の楊学山副部長は31日、発展環境の改善、技術革新の強化、ビジネスモデルと体制・メカニズムの刷新、応用市場の拡大を図り、ソフトウェア産業と情報技術サービス産業の健全で急速な発展を後押しするため、中国は6つの措置を講じることを明らかにした。6月1日付中国証券報が伝えた。
これは、楊学山副部長が第16回中国国際ソフトウェア博覧会の開幕式で述べたもの。この6つの措置は次の通り。
1、国のソフトウェア産業、IC産業発展奨励関連の財政・税収政策を徹底し、ソフトウェア産業と情報技術サービス産業関連の「十二・五(2011―2015年)」計画の実施に積極的に取り組み、ソフトウェア企業の認定、ソフトウェア製品登録制度を改善・強化する。
2、企業を主体とする革新体系の確立を推進する。クラウドコンピューティング、モバイル・ネットワークとモノのインターネットなどの核心的なソフトウェア技術での突破を図り、安全で信頼できるコアソフトウェア・ハードウェアの応用、普及を加速させる。