各産業・業界の発展のバランスが取れている。5月の建築産業のビジネス活動指数は59.2%、サービス産業は54.2%で、いずれも急速な伸びを維持した。業界別にみると、不動産建築産業、土木工事建築産業、小売産業、物流産業などの主要業界の同指数はいずれも高い水準を維持した。各産業・業界の発展のバランスが取れていることは、非製造業経済全体の安定にとってプラスになる。
インフレ圧力が引き続き弱まっている。5月には企業の投資コストを反映した中間投資価格指数が53.6%に低下し、前年同月比低下幅は4.3ポイントに達し、前月比低下幅は一層拡大した。産業別にみると、川上の原材料価格が急速に低下したため、建築産業の中間投資価格が急速に低下し、中間投資価格指数は50%を割り込んだ。価格指数の低下傾向が目立つ。費用価格指数は48.5%ですでに50%を割り込んでおり、インフレ圧力が引き続き弱まることが期待される。
「人民網日本語版」2012年6月4日