米国の有名投資家ウォーレン・バフェット氏と昼食をともにする権利の13回目のオークションが、9日(北京時間)に米インターネットオークション会社eBAYを通じて行われた。終了時間前の1分間に価格が220万ドル以上も上昇し、最終的には匿名の入札者が345万6789ドルで権利を落札して、この「天井知らずの価格のランチ」の落札額の記録を更新した。
この昼食会は例年、ニューヨークのマンハッタン中心部にあるステーキハウス「スミス・アンド・ウォルンスキー」で行われる。落札者は自分の友人7人を招待することができ、バフェット氏に質問したり、氏と会話を楽しんだりできる。設定時間は約3時間だ。このオークションはサンフランシスコのグライド財団がチャリティとして2000年に始めたもので、これまでに1150万ドルを集めている。
一部の海外メディアは、欧米経済は低迷しており、今回記録更新の高値をつけた落札者は新興経済体の人物に違いないと予測する。中国の落札者としては、06年に約62万ドルで落札した電機メーカー歩歩高の創業者・段永平氏、08年に約211万ドルで落札した中国の「プライベートゴッドファーザー」と呼ばれる趙丹陽氏がいる。
「人民網日本語版」2012年6月11日