「天府四川・日本(韓国)行」の主要活動の一つ、「四川-日本経済協力セミナーおよびプロジェクト調印式」が、5月29日に東京で開催された。国際商報が伝えた。
初めに催された「提携交流およびプロジェクト会議」では、四川省の企業・開発区の代表者120数名が、ソニー、住友、ホンダ等、日本企業の代表者250数名と提携に関する商談を行った。その後開かれた調印式で、四川省の甘霖副省長と日本貿易振興機構の横尾英博副理事長が、「四川省人民政府と日本貿易振興機構の戦略提携枠組み合意書」を共同締結した。16社の日本企業が、四川省企業および開発区と約16件の提携プロジェクトを締結し、投資総額は23億7600元(約297億円)に達した。
日中経済協会の稲葉健次専務理事は、「同活動により構築されたプラットフォームを通じて、日本企業の四川省に対する理解を深め、四川省の投資発展に対する自信を深めることができた」と語った。
商談および調印式には、中国駐日本大使館の関係者、四川省商務庁、国有資産監督管理委員会、招商引資(投資誘致)局等の部門、および市(州)、企業、開発区の代表者が出席した。
「人民網日本語版」2012年6月18日