ある業界関係者の話によると、楽天が中国で失敗した主な原因は、日本の消費者と中国の消費者とでは商品やサイトのデザインに対する嗜好が異なり、楽天がこの問題を解決できなかったことにあるという。また中国のeコマース価格戦争はますます激しくなっており、赤字覚悟で客寄せのために廉価な商品をうち出すといった競争方式を採用したため、楽天は中国市場で何度もつまづくことになったのだという。
ある資料によると、今年第1四半期(1-3月)に楽天の営業収入は前年同期比14%増加して987億円(約13億ドル)に上り、潤利益は同12%増加して77億円に達した。
「人民網日本語版」2012年6月18日