中国民用航空局が18日に発表した最新データによると、中国航空各社は再び赤字に転じ、5月期の赤字額が13億7000万元(約170億円)に達した。新京報が伝えた。
4月期の航空会社の利益総額は18億4000万元に達し、3月期の1億8000万元の赤字から黒字に転じたが、前年同月比では46%減となった。中国航空会社が単月で初めて赤字を計上したのは2月で、赤字額が5億4000万元に達した。1月の純利益も前年同月比で減少した。
中国の某航空会社の関係者は昨日、「5月は航空会社の閑散期で、6月の夏季に旅行シーズンが到来すると、市場に改善が見られるだろう。しかし昨年5月と比較して、今年の市場は冷え込みが目立つ。5月より、中国国内の航空機燃料価格の続騰に歯止めがかかっているが、航空会社の搭乗率も低下している」と語った。