中国科学院予測科学研究センターが21日、2012年世界コンテナターミナルTOP20予測報告書を発表し、世界の多数の港湾ではコンテナ取扱量の増加が緩やかになっている中で、中国のコンテナ取扱量の成長率は伸び続け、特に大連港が最も高い伸び率となったと示した。
港湾のコンテナ取扱数は国際貿易におけるその港湾の地位を示し、世界的な貿易発展のバロメーターとされている。
2012年世界コンテナターミナルTOP20予測報告書によると、中国の10大港湾のコンテナ取扱量は伸び続ける傾向だ。特に、大連港は世界コンテナターミナルTOP20で最も高い、成長率を記録し、その成長率は24%に達する見込みである。
将来、中国の主要港湾ではコンテナ輸送の需要が急成長から穏やかな成長に転じることから、専門家は、需要の発展傾向に応じて中国の港湾のレイアウトを調整すると共に、おおざっぱな発展から精密化、鋭敏化に向けてシフトしていくべきだと分析している。
(新華網日本語)2012年6月24日