中国証券監督管理委員会が初めて公表した株式新規公開(IPO)申請企業の基本情報によると、6月14日現在、合わせて704社がIPOを予定しており、うち111社が既に株式発行審査委員会を通過し、残り593社が依然審査を待っている。投資コンサルティング会社である投中集団の統計によると、704社のうち、VC(ベンチャー投資)やPE(プライベートエクイティ)の投資を受けている企業は287社に達し、証券会社から非公開株式の直接投資により資本注入を受けた企業は36社だった。21日付中国証券報が伝えた。
2009―2012年5月、未公開株に投資していた証券会社のIPOによるエグジットを見ると、活発な動きを見せているのは、金石投資・国信弘盛・広発信徳・平安財智だ。現在の「IPO予備軍」から見ると、これら機関投資家のエグジットの活発さは今後も続く。