中国金利市場化改革の機が熟した 発改委幹部

中国金利市場化改革の機が熟した 発改委幹部。

タグ: 中国金利市場化

発信時間: 2012-06-21 14:51:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国発展改革委員会(発改委)国際合作センターの曹文煉主任は20日、2012年国際経済サミットフォーラムに出席した際、「金利が完全に市場化していない状況下、金融市場への参入条件が著しく緩和することができない。現在、金利市場化改革の機がすでに熟しており、改革のコストは小さい」と発言した。21日付中国証券報が伝えた。

曹主任は、「金利が市場化されなければ、多くの金融改革、資本市場改革が実施不可能となる」と指摘した。改革のコストについて論じれば、金利市場化改革のコストは小さいと言える。金利が完全に市場化していない状況下、金融市場への参入条件を著しく緩和すれば、市場でレントシーキングが生じるだろう。「金融業は容易に利益を得られるから、誰もが参入したがる」という状況になる。

曹主任はまた、「当面、中国金融機関の信用リスクは、政府債務の不透明感と関連しており、金融と財政の関係が依然として不明瞭だ。現段階では新たな債務再編が必要であり、地方財政・国有企業・商業銀行間の曖昧な関係を絶つべきだ」と提案した。

「中国証券報」より 2012年6月21日

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