中国銀行業監督管理委員会(銀監会)が6月26日に公表したデータによると、2011年末時点で、中国信用保証業務を扱う機関の数は8402となり、2010年末に比べ39.3%、2372機関増加した。27日付中国証券報が伝えた。
銀監会信用保証業務監督管理部聯席会議弁公室の責任者は、「8402機関ある信用保証機関のうち、国有持株の機関は18.7%を占め、民間及び外資持株の機関は81.3%を占め、民間及び外資持株が占める割合が前年比5ポイント増加した」と説明した。
同責任者は「2011年、中国の信用保証機関の資本金と貸倒引当金は大幅に増加しており、銀行業務を扱う金融機関との連携は更に強まっている。2011年末時点での、信用保証機関の資産総額は前年比57.2%増の9311億元で、うち純資産総額は同63.8%増の7858億元。
データによると、2011年末時点、信用保証機関と業務提携を行った銀行業務を扱う金融機関は2010年より32.6%増の1万5997機関(出先機関を含む)だった。保証債務残高は1兆2747億元で、2010年末より39.8%増加した。信用保証機関の顧客数は同9.6%増の18万1000人、保証債務残高の金融機関貸付全体に占める割合は2.2%、2010年末より0.4ポイント増加している。
「中国証券報」より 2012年6月27日