中国、上半期のIPO資金調達額がここ3年で最低

中国、上半期のIPO資金調達額がここ3年で最低。

タグ: 中国IPO

発信時間: 2012-06-26 16:43:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

Windデータによると、6月25日現在、2012年上半期の中国の新規株式公開(IPO)による資金調達額は695億元で、2011年同じ時期の1607億元の半分にも満たなかった。業界関係者は「主力大型株IPOがなかったことが、上半期の資金調達額大幅減の主な原因である事は間違いない」と見ている。既に上場している中国交通建設にしても、間もなく購入申請できる中信重工にしても、その資金調達額はいずれも50億元を下回っている。半期で50億元以上の主力大型株のIPOが空席となることは、2009年のIPO再開後、初めてのことであり、IPOの融資額が最も少ない半期となった。26日付中国証券報が伝えた。

業界関係者は「監督・管理部門はこれまで一度もIPOによる資金調達額の上限を明確にしたことは無く、これに関する『窓口指導』があることをも認めていない。しかし、IPO関連の監督・管理の要求がより厳格且つ緻密になったことは事実である。IPOの実施状況から見て、50億元が、上半期あるいは今後の企業IPOによる資金調達額の上限になる可能性がある。これは市場の受容力を踏まえてのものであるのは間違いなく、融資規模を50億元以内にコントロールすることで、市場への衝撃を小さくすることが狙いだとられている。

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