自動車製造業界によると、世界経済が長期低迷する中で、中国自動車市場は唯一成長を維持し、米国を超えて世界一の自動車消費市場になると見られる。これを受け、韓国の現代・起亜(ヒョンデ・キア)、日本のトヨタ自動車、米国のゼネラルモーターズ(GM)、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)など世界の有名自動車メーカーは、中国での生産拡大に乗り出した。
北京現代の第3工場は来月から稼動し、年間生産台数は100万台に増加する。起亜の第3工場は今月中に着工し、年間生産台数は73万台に増加する見込み。トヨタは年間生産台数を現在の92万台から100万台に増やす計画。VWは2014年までに中国での年間生産台数を300万台に増やし、2015年までに中国への投資額を106億ユーロに増やす方針。GMは、2014年までに年産30万台規模の工場を建設することを計画している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年6月26日