販売台数は各自動車メーカーが関心を寄せる話題であるが、中国は世界でも重要な市場となっている。中国は自動車保有台数で、世界の自動車大国の仲間入りを果たした。中国市場において、日本の4大自動車メーカーの販売台数は、前年同月比でそれぞれ小幅増を維持すると同時に、世界市場での販売台数が大幅増となった。
日本4大自動車メーカーの生産台数が、前年同月比でそれぞれ増加した。ホンダの5月の世界生産台数は160%増の35万7619台、トヨタは144.3%増の86万885台、日産は17%増の43万5056台、マツダは19.2%増の9万8408台に達した。生産台数が増加すると同時に、世界販売台数も増加している。トヨタの世界販売台数は13.4%増の67万6675台、日産は17.4%増の40万4991台、マツダは19.2%増の9万8408台に達した。ホンダは5月の世界販売台数を公表しなかった。
トヨタの世界販売台数は、13.4%増の67万6675台に達した。中国市場での販売台数は、2011年5月の3万8500台から105%増の7万8700台に達し、世界販売台数の約12%の比率を占めた。2012年1−5月、トヨタの中国市場での販売台数は、26%増の計37万2000台となった。