中国国家質検総局の公式サイトで発表された統計によると、今年上半期の中国における自動車リコール回数は32回で、16ブランド、101万4170台がリコールされた。
多くが日韓ブランド 最多はホンダ
上半期の日韓ブランドの自動車リコール回数は13回で、6ブランド、66万1721台に及び、全体の65.2%を占めた。うち、ホンダは最も多く、6回で53万7517台をリコール。全体の5割に上り、米国・欧州ブランドの合計リコール台数を上回り、回数と台数はいずれも最多となった。米国ブランドは7回で13万2751台をリコールし、回数と台数は日韓ブランドを大幅に下回った。欧州ブランドを合わせると12回、21万9698台。
リコールされた欧州ブランドの21万9698台のうち、華晨宝馬と宝馬(中国)は4回で12万3266台をリコールし、5割以上を占めた点に注目したい。台数は全体の12.2%に上り、回数と台数はホンダに続いて2番目に多い。