中国石油化学工業連合会石炭化工専門委員会が先般発足され、国家エネルギー局の関係者は、『石炭付加価値加工モデルプロジェクト計画』と『石炭付加価値加工産業発展政策』という2つの文書が既に国家発展改革委員会トップ会議の審査・批准を受け、近日中に発表されることを明らかにした。2日付中国証券報が伝えた。
文書は「十二・五(第12次五カ年計画、2011―2015年)」期間中に、石炭の開発・加工・転化・発電・化学工業を一体化した大型のエネルギー総合基地とエネルギー企業の形成を目指すことを提起している。
文書では、各地が申請している「十二・五」期間中の大型石炭化学工業プロジェクトが104件に達していることが分かった。初期予測では、投資総額は2兆元を上回る。しかし、「十二・五」期間中、現代的な石炭化学工業の大規模な発展を実現するための客観的条件は依然揃わず、技術のイノベーションが急務であり、引き続き高水準のモデル事業を展開し、資源の利用水準を全体的に引き上げる必要がある。