7月4日、三峡プロジェクトの最後の1基70万キロワット巨大発電機が正式に稼動した。これで、十数年かかった建設、調整試運転を経て、出力世界最大の水力発電所である三峡ダム発電所32基の発電機がすべて稼動し、三峡プロジェクトの発電力が完全に発揮されることになった。
三峡ダム発電所は世界最大の水力発電所であり、設計や建設は世界最高水準の難度であった。三峡ダム発電所には計32基70万キロワットの水力発電システムが設置され、全設備出力は2250万キロワットに達する。
7月4日時点で三峡ダム発電所の累計発電量は5648億キロワット毎時で、これは滔々と流れる長江から2億トン近い標準炭を獲得したに等しく、CO2を4億トン、二酸化硫黄を500万トン以上削減可能だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年7月6日