キプロスが欧州連合理事会の議長国となったことに関する記者会見において、欧州連合駐中国代表は5日、「EUは近日中に代表団を派遣し、中国側と炭素税に関する問題について協議し、解決方法を探る」と発言した。京華時報が伝えた。
同代表は、「EUは中国政府と緊密な提携を行っており、中国に適した方法を検討したい。中国には炭素税に関する制度がないが、EUでは同制度は成熟している」と婉曲的に語ったが、EUの炭素税課税に向けた強い意志を示した。ただし中国やインドなどの国家が炭素税に対して強硬な態度を維持しているため、EUは硬軟両用の戦略をとっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年7月6日