【新華社北京7月8日】近日、中国国家観光局が発表した『民間資本の観光業への投資を奨励•誘導することに関する実施意見』(以下『意見』)は、観光産業を民間資本に向けて全面的に開放し、民間資本が国有の観光企業の制度改革•組織再編に参入することを奨励し、条件に適する観光企業の上場による資金調達を積極的に奨励することなどを提起した。中国証券報が伝えた。
『意見』は民間資本に対し、観光産業の各方面で門戸を開き、民間資本が合理的に旅行•観光資源を開発し、観光地を運営•管理することを奨励するものである。また、観光客向けのホテル•商店•レストラン•娯楽施設経営などのサービス分野を全面的に開放する。観光客向けの観光バス•クルーザーの経営、旅行用品•関連商品の製造業などへの投資、観光関連のインフラ施設への投資、観光公共サービスシステムの構築への参入などを奨励する。
東北証券は「『意見』は民間資本が観光産業に参入するための政策面での保障を提供し、より多くの民間資本を誘致することで、需要と供給の矛盾の解決にプラスになる」との見方を示している。
(新華網日本語) 2012年7月8日