中国工業情報化部は7月6日、農業部と共同で制定した『葡萄酒(ワイン)産業「十二・五(第12次5カ年計画、2011―2015年)」発展計画』(以下『計画』)を発表し、葡萄酒産業の構造調整・グレートアップ・品質安全の向上を促進し、健全な発展を維持することを目指すとした。9日付中国証券報が伝えた。
『計画』の葡萄酒産業「十二・五」発展目標は、2015年までに、葡萄酒の生産量を2010年の倍の220万キロリットルに引き上げ、年平均成長率を15%とすること、売上高を2010年比85%増の600億元に引き上げ、年平均成長率を13%とすること、利益・納税額を2010年比88%増の120億元に引き上げ、年平均成長率を13%とすることを挙げている。
『計画』は、いくつかの国際影響力を持つ企業と製品を確立し、売上高が100億元以上の大手企業集団を2つ育て上げ、主要生産地ごとに1―2つの生産地の特色を持つ著名ブランドを確立することを挙げている。