中国財政部の謝旭人部長は前日、メディアの取材に応じ、「財政部として、現行の中小企業を対象とした財政・税収面での優遇政策を徹底すると同時に、中小企業の発展の状況に応じて、新しい中小企業支援政策を研究する」と述べた。10日付中国証券報が伝えた。
謝部長は「国の『十二・五(第12次5カ年計画、2011―2015年)』計画の要求に従い、営業税から増値税(付加価値税)課税への切り替えなどの税制改革を引き続き推進し、産業構造のグレードアップとサービス業の発展にプラスとなる税収政策を整備する。企業が関連規定に従い、雇用を吸収することを奨励する補助政策を改善し、中小企業の負担を的確に軽減する」旨を示した。