金融政策は微調整しながら穏健を維持
清華大学経済管理学院の魏傑教授によると、一国の通貨量はマネーサプライとGDPの比率で判断することができる。2011年のGDPは47兆3000億元で比率は190%前後、2008年は150%以下で、中国の通貨の供給量は多いことがわかる。金融緩和策が採られる中、2011年末の中国のマネーサプライは85兆7000億元に達した。
「そのため、穏健な金融政策を維持する必要があるが、同時に必要な微調整を行ってもよい。中国人民銀行が行う微調整は時宜にかなったものだ」と、魏傑教授は話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年7月13日