不動産価格の変動に翻弄される
北京の某社に勤務する張さんは、西南四環のマンション購入を検討していたが、不動産価格のさらなる下落を待っているうちに、反転上昇した。1-2ヶ月の間に、不動産価格が1平方メートル当たり1万7500元から1万9500元に変動したのだ。
中国指数研究院が発表した6月の不動産価格データによると、6月の全国100都市の新築住宅平均価格が前月比で0.05%上昇し、2011年9月からの9ヶ月連続の下落(前月比)がストップした。
ガソリン価格の引き下げ
張さんは11日にガソリン価格が引き下げられることを聞き、車の給油を1日遅らせた。「300元でも、以前より6-7リットル多く給油できるようになった」
第3四半期の世界原油価格が、再び上昇基調に反転する兆しが見られる。アナリストは、「中国国内のガソリン価格が、記録を再更新し4回連続で引き下げられる可能性は低い。市場は原油不足のリスクに備える必要がある」と警鐘を鳴らした。