投資総額約2500億元の中国石油化工集団公司(中石化、シノペック)による新疆・広東・浙江と新疆―山東SNG(石炭由来代替天然ガス)輸送パイプラインプロジェクトについて、国家発展改革委員会による準備作業の許可が近日中に下りる可能性があることがわかった。上記のパイプラインプロジェクトにより、関連する投資総額3700億元の石炭由来天然ガスプロジェクトも始動する。18日付中国証券報が伝えた。
業界関係者は、第3四半期のマクロ経済が依然安定した回復軌道に乗ることができなければ、西部地区に石炭や天然ガス資源が豊富にあることを踏まえて、国は西部地区の重要エネルギープロジェクトの審査・批准のペースを速める可能性がある。それにより、安定的成長が保障されると同時に、西部地区の産業別に応じた産業政策が着実に実行される。
「中国証券報」より 2012年7月18日