日本経済は今も成長期にある

日本経済は今も成長期にある。 2011年と比べると、12年上半期の日本経済は活性化し、プラス成長となることは間違いない。統計を見ると、日本経済は東日本大震災の影響をほぼ克服した。日本政府が公表した統計(改定値)によると、2012年1~3月期の国内総生産(GDP)は前期比1.2%増、年率4.7%増で、3四半期連続のプラス成長となった…

タグ: 日本経済  成長期

発信時間: 2012-07-18 16:35:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

一方、外需の貢献度はわずか0.1ポイントとなっている。2012年1~4月の貿易統計を見ると、2月を除く他の月はいずれも赤字を計上し、中でも1月の赤字額は統計以来の最高水準に達した。「貿易立国」日本の頻繁な貿易赤字は、経済構造が大きく変化していることを示す。直接的な原因に関しては、昨年の地震以降、部品のサプライチェーンの問題、円高、タイの洪水、欧州債務危機による海外経済の鈍化、火力発電用燃料の輸入激増などが日本の貿易情勢に影響した。2012年に入ってから、部品のサプライチェーンやタイの洪水などの一時的な影響はほぼなくなったが、そのほかの影響は続くばかりか長期化、深刻化している。

日本の大和総研が6月にまとめた経済レポートによると、今年下半期以降、復興需要、中米をはじめとする外国経済の好転、日本銀行による追加緩和策の3つの要素は日本の景気を支えると見られる。

日本の週刊誌「エコノミスト」は、頻繁な政権交代による政治の不安定が景気と経済成長に破壊的なダメージを与えると見ている。

一方、週刊ポストは、2012年の日本経済の多くの状況は1985年と似ており、再び夢の経済成長を迎えるとの楽観的な見方を示した。各種の規制と既得権益がなくなれば、日本の弱小産業は一気に基幹産業になる可能性があり、地熱発電、薬品開発、農産品輸出、金融業などの分野が発展すると予想される。規制と既得権益を打破してはじめて、日本経済は明るい未来を迎えることができる。

 

 

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年7月18日

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