◆パナソニックの再編
同社の再編により、中国区にも影響が生じる。これまで発表された計画によると、同社が上海に設立したプラズマパネル工場が、今年中に閉鎖される予定だ。同社は今後、世界のプラズマパネル生産を日本本土に切り替えていく。
現時点で、同社の再編に関する情報が明らかにされておらず、業界内からもこれを支持する声があがっていない。
同社は再編により、テレビやソーラーパネル等の家電、エアコン等の業務用電気機器、カーナビや電気自動車バッテリー等の携帯可能な製品、カメラや電気ひげそり等の個人用品といった4つの事業を主軸とする。
業界関係者は、「パナソニックは家電製造メーカーとしての存在感を弱めていく。三洋電機とプラズマパネルを手放し、バッテリーや新エネルギーに向けモデルチェンジする。製品戦略を正確に調整できれば、同社は高いブランド力を持つため、再起の可能性がある」と指摘した。
「人民網日本語版」2012年7月21日