商用車価格は安定しながらもやや低下し、車の類別により異なる価格動向を見せた。上半期の商用車価格は昨年末から0.30%低下し、月間平均価格は昨年同期から0.37%低下した。このうち商用バスの価格は昨年末から0.98%低下し、月間平均価格は昨年同期から1.16%低下した。商用トラックの価格は昨年末から0.66%上昇し、月間平均価格は昨年同期から2.15%上昇した。
今年の輸入車価格は低下が上昇を上回り、全体的に低下を続けた。昨年下半期に輸入自動車の売れ行きが好調であったため、年末に輸入高級車の価格が吊り上げられた。一部の車種の価格は数十万元(数百万円)切り上げられ、販売店が巨額の利益を手にした。一方で、自動車市場は今年より全体的に疲弊しており、消費者の意欲が低下している。販売店は輸入車の割引による販促活動で、市場シェアの拡大を狙っている。
上半期の輸入車価格は昨年末から0.83%低下し、月間平均価格は昨年同期から2.94%低下した。このうち輸入セダンの価格は昨年末から1.87%低下し、月間平均価格は昨年同期から4.58%低下した。輸入SUVの価格は昨年末から0.19%上昇し、月間平均価格は昨年同期から1.26%低下した。
「人民網日本語版」2012年7月21日