日本では、会社員の38%しか会社の発展目標に同意していないが、世界平均はおよそ70%だ。また、現在の会社の仕事にプライドを持っているかという質問には、日本の会社員で「はい」と答えたのは47%、世界平均の70%を下回っている。このほか、世界平均では60%だったが、日本の会社員のたった24%しか管理職の情報を信じておらず、これと反対に信じていないと答えた人は日本の会社員で30%、世界平均はたった17%だった。
人事コンサルティング会社の責任者によれば、日本では厳しい経済情勢から企業の終身雇用制度や年功序列制度が徐々に崩壊してきており、会社員の企業経営に対する期待度も減退、経営環境は悪化する一方であることから、健全な雇用制度の確立が日本企業の喫緊の課題となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年7月26日