二、自動車ブランドが上場廃止となる?
可能性:★★★★
中国自動車工業協会常務副会長兼秘書長の董揚氏は先ごろ、今後の一定期間、中国ブランドのシェアが持続的に下降していくことは避けられないとの見解を明らかにした。外資系ブランドに対して何らかの規制を加えない限り、今後3~5年以内に半数以上の中国ブランドが淘汰されると同氏は予測する。これは大げさな話ではない。上半期の中国ブランド乗用車の売上は315.11万台で、乗用車の売上が増加したのにもかかわらず、前年同期比で0.2%の減少となっている。
評価:近年に上場廃止した自動車ブランドは少ない。10年続いた自動車市場の爆発的成長に感謝すべきだろう。低成長時代に入った今、彼らの真の実力が試されている。中国市場には100近いブランドがあるが、これは明らかに過剰だ。ブランドの退場は必ずあるだろう。
三、「紅旗」が中国ブランドを復活させる?