中日韓の電子産業、後発者が優位に立つ

中日韓の電子産業、後発者が優位に立つ。

タグ: 中日韓電子産業

発信時間: 2012-07-30 17:21:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

自動車用半導体の大手、ルネサスエレクトロニクスのように、日本企業の中にも垂直統合モデルで利益をあげる企業もある。

総合電機メーカーにもモデルチェンジの余地がある。日立は7800億円の赤字を計上したこともあったが、現在は鉄道や発電等のインフラ事業に転向している。日立は2011年に5577億円の黒字を計上し、最も利益をあげている日本企業の一つとなった。NECもまた、都市のスマート管理システムに業務の重心を置いている。

中国大陸部と台湾地区が、今後先駆者の経験を活かし、強みとする可能性もある。

台湾地区はOEMと部品製造を主力としている。アップルによる産業チェーンの台頭に伴い、一部の部品製造メーカーも高度成長を実現している(タッチパネルのTPK、カメラレンズの大立光、玉晶光等)。

台湾の電子産業は、中国大陸部との融合を進めている。先進的な製造概念を持つ半導体は、依然として台湾地区の当局により島内に囲い込まれているが、部品製造やOEMが大陸部に進出している(次世代パネルライン、OEMの巨大な生産能力等)。

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