中国企業の負債比率、GDPの107％に
中国企業の負債比率、GDPの107％に。
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発信時間： 2012-08-07 16:25:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国国家発展改革委員会投資研究所戦略室の王元京副主任は、「企業の負債比率が107％に達しているかは、さらなる証明が必要だ。しかし同データは、中国企業の負債に一定のリスクが存在することを示している。これまで民間の中小企業の融資に管理不足が生じており、企業の負債率が高めとなっている。今後の投資の際には、企業債務リスクに対する予防が必要だ」と指摘した。
企業の高い負債比率の一方で、民間の中小企業の貸し渋り、投機資本、昨年から注目されている個人融資の問題が、金融サービス実体経済の大きな障害となっている。年初に開かれた第4回全国金融工作会議、中央銀行（人民銀行）が7月2日に公表した「中国金融安定報告（2012）」は、金融の実体経済に対する支援をテーマとした。
譚氏は、「金融システムは利益と見返りばかりを求めてはならず、実体経済に対してできる限り貢献しなければならない。信用貸付の大型国有企業への過度な集中は、業界と産業のバランスある発展を妨げており、信用投資政策に不利な影響をもたらす。中小企業、および新興産業等に対する投資を強化するべきだ」と分析した。
王副主任は、「負債比率の問題は、融資ルートが狭すぎることにより生じているため、これを拡大することで解決すべきだ。今後は資本および融資の構造を改善し、株式金融の拡大や民間投資の奨励により企業の負債率を下げ、企業融資の合理的な発展を保証するべきだ」と提案した。
王副主任はまた、「中国企業の負債リスクは、制御不可能な程度には達しておらず、一部の大型プロジェクトへの投資が影響を受けることはない。今後も投資が依然として経済をけん引する」と語った。
「人民網日本語版」2012年8月7日
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