ソニー:ゲームと携帯で最終決戦か
今年4月、平井一夫氏がソニーのCEOに就任し、利益の出ないテレビ事業を再編、1万人をリストラした。ゲームとデジタル映像、および携帯の各分野に注力することで復活を実現させる。米経済アナリストのDominic Tang氏は、ソニーが注力しようとしている分野には3つの特徴があると指摘する。
第一に、現状のソニーにとっての看板(ゲーム、携帯、ノートパソコン、デジタル映像)のひとつであること。
第二に、どの分野も自社が持つ生産ラインと統一できる可能性を持つものであること。第三に、どの分野も市場競争が相対的に激烈ではないこと。また同氏は、現状を見る限り、電子製品とプレイステーションで資源および技術の効果的な融合の可能性があり、それが突破口となるとの見方を示す。
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