中国人民銀行(中央銀行)が10日発表したデータによると、7月の人民元建て新規貸付額が5401億元で、10カ月ぶり低水準となった。13日付中国証券報が伝えた。
同月、人民元建て新規貸付額が予想を下回った一方で、社会融資規模が前年同期比で大幅増となった。企業債による融資額が大幅に伸びたことが主な原因であるという。
大まかな統計では、1―7月の社会融資規模は8兆8200億元で前年同じ時期より5143億元増、7月の社会融資規模は1兆400億元で同5023億元増となった。
「中国証券報」より 2012年8月13日