長江デルタ16都市のGDP(域内総生産)伸び率が回復し始めたことが、13日の関連研究報告で明らかになった。14日付中国証券報が伝えた。
長期にわたり長江デルタ地区の経済運営について分析・研究を行っている無錫市統計局が13日公表した『上半期長江デルタ地区経済発展状況報告』によると、1―6月の長江デルタ16都市の平均GDP伸び率は、1―3月より0.4高く、2011年の年間GDP伸び率と同じ9.4%となった。
これで、長江デルタ地区16都市の経済は回復軌道に乗り、中国経済をけん引する1つのエンジンは再び動き出したと見られている。
「中国証券報」より 2012年8月14日