米自動車調査会社「TrueCar.com」の直近の調査によると、米国富裕層に人気の自動車トップ10のうち、トヨタのプリウスとホンダのCR-Vが上位にランクインした。同じく日本三大ブランドとされる日産は、ランクインを逃した。
「TrueCar.com」は米国の最も裕福な10ヶ所の高級住宅地において、消費者の購買意欲が最も高い車種を対象に調査を実施した。調査データによると、高級ブランドが依然として最もよく選ばれているが、一部の富裕層は大衆車を選択している。
同ランキングのうち、半数が高級車ではなかった。メルセデス・ベンツEクラスとBMW・X5を除くその他の車種は、価格が5万ドル以下となった。
「TrueCar.com」のアナリスト、Kristen Andersson氏は、「環境保護の意識が高い高級住宅地に住む富裕層にとって、トヨタのプリウスは『グリーンは贅沢』という最高のステータスを示すことができる」と指摘した。