8月1日現在、中国の新規上場株の株価収益率(PER)が平均26倍となり、2009年の新規株式公開(IPO)再開以来の最低水準を更新した。14日付中国証券報が伝えた。
新規上場株PERが低下している原因について、アナリストは、国内株式市場の不振により、二級市場全体の株価低下が同業種の銘柄の上場時の価格の低下につながったことや、2012年に入って、監督・管理部門が相前後して新株公開株式価格を抑制する措置を講じたことを挙げている。
また、メインボードの新規上場株(大型株)が増えたことも、最近の新規上場株PER低下につながったと見られている。
「中国証券報」より 2012年8月14日