中国調理協会が先般発表した『2012年上半期飲食業界情勢分析』という報告書によると、上半期の中国飲食業の成長率は前年同じ時期を3ポイント下回り、重症急性呼吸器症候群(SARS)が発生した2003年以来、9年ぶりの低水準となった。15日付け中国証券報が伝えた。
報告書では、上半期の飲食業成長率は商務部の「十二・五(第12次五カ年計画期(2011―2015年)」期の16%の飲食業成長率目標にはるかに及ばず、中国飲食業は深刻な状況に直面していると指摘された。
また、業界筋によると、上半期の中国飲食業の月間企業倒産率が15%に達しており、中国の景気減速による影響の深刻さがうかがえる。
「中国証券報」より 2012年8月15日