JPモルガン・チェース中国区グローバル市場部門会長の李晶氏は20日、今後数カ月において、中国経済の減速傾向が続くと見られているが、第4四半期に底入れし、2013年第1四半期に回復し始める可能性が大きいとの見方を示した。21日付中国証券報が伝えた。
「中長期的に見ると、中国が新しい経済成長期に入ろうとしている。向こう3―5年に、中国経済は過去の二桁あるいは10%に近い高成長に別れを告げる」と李晶氏が指摘する。
李晶氏はまた、2012年の中国の経済成長率は7.7%に収まり、今後数年には5~7%になると予測している。
「中国証券報」より 2012年8月21日