中国輸入車市場が低迷、増加率が20%に低下か

中国輸入車市場が低迷、増加率が20%に低下か。

タグ: 中国輸入車

発信時間: 2012-08-23 16:31:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国自動車市場の低迷による影響が、輸入自動車市場にも波及している。今年1-7月、中国の自動車輸入台数の増加率(前年同期比)が低下し、今年中にも25%から約20%まで低下すると予想されている。上海証券報が伝えた。

中国輸入自動車貿易有限公司のデータによると、中国の今年7月の自動車輸入台数は、前年同月比21.3%増の9万5346台に達した。このうち乗用車が22.2%増の9万3062台となった。税関当局の統計によると、今年1-7月の自動車輸入台数は、前年同期比25.5%増の68万4000台となった。このうち乗用車が25.9%増の66万9000台となった。今年1-6月の自動車輸入台数は、前年同期比26.2%増の約58万9000台であった。

中国輸入自動車貿易有限公司の営業部の王存マネージャーは、「余剰在庫が増加し、値下げ幅が拡大しており、グローバル企業の年間目標の達成に深刻な圧力を形成している」と指摘した。2011年10月より、輸入車の値下げ幅が拡大している。

情報によると、7月の輸入自動車の値下げ幅は、前月比5454元増の1台平均7万4228元に達した。

今年上半期、各自動車輸入企業は販売を強化し、大規模な販促活動を実施した。しかし業界内では、値引きによる販促は長時間維持できないとされている。王氏は、下半期の輸入車価格が上昇に転じると予想した。ディーラーは現在、販売目標の80%しか達成しておらず、しかもこれまでの値引きで利益を犠牲にしてきたからだ。ディーラーの30%以上は、値引きが限界に達したとしている。一部のディーラーは、メーカー側が値引きに応じなければ、値引きをこれ以上続けることはできないと述べた。

しかしグローバル自動車大手は態度を明らかにしていない。業界関係者は、「中国では自動車の値引き文化が形成された。これを取り消せば、消費者の購入意欲に影響し、各社の年間販売台数が減少する」と指摘した。中国輸入車聯席会(CICA)が統計を行った、20ブランドの小売データによると、今年1-7月の販売増加率が21.3%まで低下しており、これが約20%まで低下することが予想されている。

「人民網日本語版」2012年8月23日

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