証券会社の資産管理業務の発展を一層促進するため、中国証券監督管理委員会(証監会)は22日、『証券会社の顧客資産管理業務の試行弁法』及び関連実施細則を改正する方針を明らかにした。23日付中国証券報が伝えた。
改正後の新規定では、集合資産管理計画への行政審査が撤廃され、届出制度による管理になる。投資対象には、中期手形、収益保証型及び元本保証収益変動型商業銀行資産管理計画が加えられ、資産管理機関の証券信用取引への参加も認められる。
アナリストは、届出制度の実施が資産管理業務の急速な拡張につながり、投資対象の拡大はまた証券会社の資本管理における競争力向上に寄与するだろうと指摘する。
「中国証券報」より 2012年8月23日