中国住宅・都市農村建設部(住建部)の責任者は先般、不動産市場規制政策を一層強化すると表明した。24日付中国証券報が伝えた。
ここ2、3カ月、新不動産物件が相次いで売り出さている。商業銀行が住宅ローン金利を連続して引き下げていることにより、住民の住宅購入負担が軽減されたことで、これまで落ち着いていた実需による住宅購入のニーズが急速に表面化したことが背景にある。
最新の市場モニタリングデータによると、7月末現在、全国主要都市の新築分譲住宅の面積は歴史的高水準にある。8月に入って、住宅成約件数が前月比で減少した都市も現れているなど、中国の不動産市場はおおむね安定を維持している。
「中国証券報」より 2012年8月24日