中国ファンド会社の2012年中間決算報告の発表が29日で終了した。発表されたデータでは、67のファンド会社の上半期の利益総額が997億5600万元となった。29日付中国証券報が伝えた。
天相投資顧問は、債券市場の好調とA株市場の局所的チャンスを受け、ファンド各社が利益を上げていると指摘する。
ファンドマネージャーの間では、下半期のA株市場にはなお局所的チャンスがあり、個別銘柄を精選し、経済構造転換で受益する優良株を見出してそれに投資するという投資方針を貫くことが重要であるとの見方は一般的となっている。今後、消費、新興産業関連株の上昇が見込まれている。
「中国証券報」より 2012年8月29日