米金融大手のJPモルガン・チェース・アンド・カンパニーが3日に発表した報告によると、国内の製造業分野の見通しが引き続き低迷気味であるという情況の下、中国が9月に再び金利や預金準備率を引き下げることが予想されるという。「京華時報」が伝えた。
同報告によると、低迷気味の経済データが今後の政策を一層緩やかなものにする可能性があり、9月には通貨緩和政策が金利・預金準備率の再引き下げという形をとって現れるとみられる。また8月の消費者物価指数(CPI)は小幅に上昇して2%になるとみられるが、それでも金利再引き下げの可能性はあるという。