清科研究センターのデータによると、8月の中国のVC(ベンチャー投資)やPE(プライベートエクイティ)投資案件が合わせて31件となり、うち投資額が発表された案件が24件、投資総額は前月比で23.5%減の9億8900万米ドルで、VC・PE投資の減少傾向が続いた。5日付中国証券報が伝えた。
清科研究センターの蔡建飛アナリストは、「全般的に見ると、マクロ経済の下ぶれの影響により、VC・PE投資市場が構造調整の段階に入っている。一方で、各地の産業計画が相次いで発表されることで、買収・合併関連の投資ニーズがVC・PE投資市場市場の成長を促す上で新たな原動力となる」との見解を示した。
「中国証券報」より 2012年9月5日