5日に投資総額8000億元超の25の都市軌道交通プロジェクトが承認されたことが発表されたのに続き、中国発展改革委員会(発改委)は6日、さらに13の道路整備関連のプロジェクト、10の都市部インフラ整備関連のプロジェクトと7つの港湾、航路整備関連のプロジェクトを承認したと発表した。保守的に見積もっても、発改委が2日間に集中的に発表したこれらプロジェクトの投資規模が1兆元を上回ることになる。7日付中国証券報が伝えた。
専門家は、各種の措置を同時に講じて初めてインフラ建設投資における資金不足問題が解決できるとし、間接融資の面で、銀行によるインフラ建設関連貸付の強化、直接融資の面で、企業債と公司債発行によるインフラ建設投資への支援を後押しすること、保険資金の実体経済への投下拡大を促すことが必要であると指摘している。
「中国証券報」より 2012年9月7日