孫氏は、「世界経済の混迷を受け、中国の外資受入額は今年に入ってから数カ月に渡り小幅減となったが、現代サービス業とサービス業の外資受入は好調であった。中国の対外直接投資額は2010年に688億ドル、2011年に746億ドルに達した。今年1-7月の非金融類対外投資額は前年同期比52.8%増となった。全体的に見て、中国の海外投資は多くの発展のチャンスが残されている」と指摘した。
世界の海外直接投資(FDI)のすう勢と前景について、同報告書は「世界の投資保護主義の台頭、地域の政局の混乱と密接に関連している」と分析した。
同報告書はまた、「世界は新たな政策を定め、包括的な成長と持続可能な発展を、海外直接投資を促し利益を得るための中心的な内容とするべきだ」と指摘した。「次世代投資政策」は、持続可能な発展と関連する具体的な問題を、国家・世界レベルの面から解決することを目指す。
「人民網日本語版」2012年9月10日