中国国家電力監督管理委員会(電監会)は17日、中国電力工業の運営状況に関する報告で、「9月上旬の1日あたりの発電量がなお回復感が見られず、これはある意味で経済の減速傾向が今後も続くことを示している」とし、経済の下ぶれ圧力が大きいと指摘した。18日付中国証券報が伝えた。
データによると、8月、中国の電力使用量は前年同期比3.58%増の4495億キロワット時。全国の31の省・自治区・直轄市の中で、電力使用量がマイナス成長となった省・自治区・直轄市は、7月から2つ増えて6つとなった。また、回復傾向が3カ月間続いた中部の電力使用量も再び減少傾向となった。
「中国証券報」より 2012年9月18日